HISTORY

日本カーボンの歴史

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Carbon # 01

1915

日本カーボン設立

横浜市神奈川区浦島ヶ丘に設立、天然黒鉛電極製造開始。

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Carbon # 02

1927

人造黒鉛電極製造に成功

日本初、念願の6インチから12インチの人造黒鉛電極試作に成功。

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Carbon # 03

1949

化学構造材料用不浸透黒鉛の工業化

不浸透性黒鉛による塩酸ガス吸収管の試作研究に成功。化学構造材料用不浸透黒鉛「レスボン」の工業化開始。

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Carbon # 04

1962

炭素繊維の工業化

日本で最初に低強度PAN系炭素繊維(カーボロン)を工業化。1965年には、航空宇宙技術研究所のロケットノズル部の部材に採用される。

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Carbon # 05

1966

ロータリーエンジン用アペックスシールの工業化

金属の強度とカーボンの潤滑性を併せ持つ、ロータリーエンジン用アペックスシールに最適なアルミニウム合金との複合カーボン材を開発。

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Carbon # 06

1974

可とう性黒鉛シール材の販売開始

黒鉛本来の優れた特長である耐熱性、耐薬品性、さらに潤滑性と柔軟性を併せ持つ、日本初の可とう性黒鉛シール材「ニカフィルム」の販売を開始。

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Carbon # 07

1979

「ニカロン」工場を新設

日本カーボンの独自技術で工業化に成功した炭化ケイ素系繊維「ニカロン」の工場を、横浜工場内に新設。2000年代に入り、航空機エンジンへの採用が進む。

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Carbon # 08

1985

デミング賞実施賞を受賞

1979年より実施してきた全社的品質管理運動である“NCQ”の成果が認められ、TQM(総合的品質管理)に関する世界最高ランクの賞であるデミング賞実施賞を受賞。

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Carbon # 09

1996

カーボン系負極材の 事業化・量産化プロジェクト開始

携帯機器やパソコン市場の立ち上がりを背景に、富山工場と研究所で、新規事業化・量産化に向けてプロジェクトチームを結成。現在は、日本カーボンの事業の柱の1つとして成長を遂げている。

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Carbon # 10

1999

新日本カーボンを合併

グループ企業経営体制の簡素化、業務効率化のため、新日本カーボンを吸収合併し、滋賀工場とする。

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Carbon # 11

2003

新日本テクノカーボン発足

ファインカーボン事業を分離独立させ、日鉄ケミカル&マテリアル(株)(旧:新日鉄住金化学(株))と合弁で新日本テクノカーボンを設立。

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Carbon # 12

2006

32インチ人造黒鉛電極生産開始

直流電気炉用32インチ人造黒鉛電極の生産を開始。翌2007年には32インチの加工に対応でき、より加工精度の高い電極加工機が完成。大口径電極上市の体制が整う。

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Carbon # 13

2012

NGSアドバンストファイバーを設立

“燃えない繊維” ニカロン増産のため、米General Electric社と仏サフラン社との合弁会社として、NGSアドバンストファイバーを設立。

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Carbon # 14

2014

日本カーボン欧州事務所開設

欧州市場の情報収集強化と販売促進を目的として、ドイツ・デュッセルドルフに欧州連絡事務所を開設し、運営を開始。

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Carbon # 15

2016

独Kornmeyer Carbon-Groupと業務提携

ファインカーボン製品の欧州マーケットにおける戦略的パートナーとして、独Kornmeyer Carbon-Groupと業務提携することで合意。

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Carbon # 16

2018

海外向けの販売強化のため、ドイツとアメリカに現地法人を設立

Nippon Carbon Europe GmbH
NIPPON CARBON OF AMERICA,LLC