社長挨拶

「愛と科学の社会を目指す、夢と技術のある会社」

日本カーボングループでは、1915年の創業以降、炭素工業分野の草分け的存在として、時代のニーズに応える付加価値の高い製品を提供して参りました。昨今では、自然災害や国際紛争といった企業の事業活動に影響を及ぼす事象が絶えず発生しており、企業には変化の時代を生き抜く「力」が求められています。私たちは、一世紀以上の長きにわたり炭素工業分野に携わってきた経験から培われた「技術力」と、現状に満足せず新たな価値を生み出す「創造力」を持ち、今後も絶えず成長し続ける企業体制の構築に尽力して参ります。

私たちの取り扱うカーボンは、無限の可能性を秘めた材料です。当社の主力製品の一つである人造黒鉛電極は、製鋼用電気炉で鉄スクラップを溶解する際に使用されますが、これは鉄資源のリサイクルに繋がると共に、CO2排出量削減にも貢献しています。もう一つの主力製品であるファインカーボンは、半導体製造装置用の部材として自動車や産業機器、エレクトロニクスといった産業に貢献しており、デジタル社会の実現により更なる成長が期待されています。その他にも、電気自動車などに使われるリチウムイオン電池用負極材、航空機用エンジンの軽量化・燃費向上を実現する炭化けい素繊維など、当社の製品は多岐に渡ってGXやDXに寄与しています。これからの10年、20年、そして100年先の時代においても、当社が社会から必要とされ続ける企業であるため、時代のニーズに即した技術で人・環境との調和、豊かな社会づくりと未来の創造に貢献する会社として挑戦を続けていく所存です。

すべてのステークホルダーの皆様のご期待にお応えするため、弊社の総力を結集して臨んで参りますので、今後とも一層のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


代表取締役社長

宮下 尚史

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